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■アシスト独自指導法:中学生・高校生

 同じ時期に、同じ学校に入学し、同じクラスで、同じ先生で、同じテキストで学習し、なぜ、成績に差がつくのでしょうか? 成績=勉強の質×学習時間で、「勉強の質」が大切ということは前項で述べました。入学した時点では「勉強の質」に差がないはずです。では、何が原因でしょうか。

 中学・高校の6年間は、いわゆる思春期。様々な問題が起こり、反抗期に入ります。それとともに、「勉強への疑問」を持つものです。確かに、大切なのは勉強だけではありません。しかし、私立校を選んだ以上、「進学」を前提としているわけで勉強することは避けられません。私たちも同じように部活に熱中し、異性に興味を持ち反抗期があり、「勉強することへの疑問」も抱きました。それだけに、お役に立てることもあるかと思います。

 私たちのアドバイスが参考になれば幸いです。

中1の夏休み後から成績順位は完全指定席
 私立中学に限らず、中1の成績は非常に重要です。僕の場合、中1終了時の成績順位はその後ほとんど変わりませんでした。入学から3ヶ月もすると、学校生活にすっかり慣れてきます。また、中間・期末・実力テストの成績も発表されるため、自分はもちろん、周りの友人の成績も分かってきます。そしてテストの回数とともに成績順位が固定してきて、中1の9月からは完全指定席に近い成績順位になります。
 つまり中1で、勉強への取組み方のパターンが固まってしまうのです。したがって、理想的としては、最初の中1の段階で上位になることです。進学校の場合、スピードが速い上にテストの内容も難しいため一度離されてしまうと追いつくだけでも大変です。逆に好スタートを切れると、その勢いで結構、上位をキープすることが可能です。僕の場合、それに失敗し、浪人生活を余儀なくされました(笑)。受験直後なら、2時間の勉強も苦にならないはず。早いうちに勉強パターンを固めて下さい。
                                       東京大学3年 真鍋 俊 栄光学園出身

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英語を超得意科目にすること
 ご存知のように英語は、受験だけでなく将来においても必要です。僕は今、就職活動中ですが、就職においてもTOEICは必要です。大学受験においては、文系はもちろん、理系であっても国公立・早稲田・慶応などは、英語が得意でないと受かりません。だから、英語は得意科目にしておく必要があります。
 中学受験で英語は必要ないため、殆どの子が初めて英語をやります。僕の場合、中学受験後はすっかり勉強しなくなってしまったので、大学受験時はかなり苦労しました。理想をいえば、中学入学前に英語をやり始め、中1で得意にしてしまうことでしょう。入学した時点である程度分かっているのと、全く分からず「宇宙語」になるのとでは、大きな差が出ます。
 すでに、英語が苦手になっている場合は、すぐに手をつけて下さい。たぶん何から手をつけたらよいか分からない状態でしょう。そういう場合は信頼できる先生に、「いつまでに何をすればよいか」という具体的なプランを立ててもらう必要があるでしょう。もちろん、私たちにご相談いただいても構いません。
とにかく、英語が嫌いになる前に、少しずつでも始めて下さい。

早稲田大学3年 竹下 大輔 桐朋出身

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全国模試を受けよう
 私立校の場合、どうしても自分の学校だけの世界に陥りやすい傾向があります。ウチの学校の場合、高校からも入ってくる人もいるので、高校受験組のレベルを知る意味で有効でした。また、全国順位を知ることで意欲も出たように思います。特に僕のように大学附属校の場合、学部推薦は成績で決まるので普段からの勉強が大切です。僕は、駿台模試を受けていましたが他の模試でもよいでしょう。
 ただし、・模擬、北辰といった公立向けの模擬試験は、偏差値が高く出てしまうのでかえって油断を招く可能性があるので、私立生にはお勧めできません。

早稲田大学2年 光廣 圭祐 早稲田実業出身 

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勉強のペースをつくること
 私が中学校に入学して感じたのは、これまでやってきた受験勉強より、大変だということ。受験がない分気持ち的には楽だが、全員が受験経験者なので皆「勉強慣れ」していて、先生もそのつもりで授業を進めるので、スピードも速いし、宿題も多い。科目数も英語は勿論、幾何・代数、現代文・古文、日本史・世界史・地理・政経というように増えます。その割にテストが少ないのが曲者で、基本的に中間・期末しかテストがないので当初は「楽できる」と思いましたが実は逆。
 テストが少ないということは、チェックする機会が少ないということで、言い換えれば「気がついたときには、完全においていかれている。」ということ。日能研のようにカリテがあれば、普段から勉強せざるを得ないのですが、テストが少ないとついついサボってしまいます。一般的に私立では中学3年間の勉強を2年強で終わらせ、中3では高校の勉強に入るため進度が速く、一度遅れると追いつくのは困難です。だから、「普段からやらざるを得ない仕組み」を作る必要があります。塾でも、通信添削でも、家庭教師でも構いません。
 最初から飛ばし過ぎるのもどうかと思いますが、早めにペースを作ったほうがいいでしょう。

早稲田大学大学院 井上 真理 カリタス女子出身

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塾・家庭教師選びは目的を持って
入学前の段階では 
  ・初めから超難関大を目指しガンガンやる
  ・まずは学校での上位をキープする
  ・高校に入ってから受験体制をひく
など目的は様々でしょうが、いずれにしても目的を明確にしてから勉強体制を決めることが大切です。
 その際に、注意したいのが「私立校向け」を選ぶということ。
一般の塾や個別指導塾は公立校の生徒が多いため進度が合いませんし、プログレスやシリウスなどに対応できない場合が多いのです。また、家庭教師をつける際も私立校出身の先生にしましょう。

<私立校向けの塾>
鉄緑会 名前の通り、東大を目指すための塾。上位校の生徒しか入塾できない。多くの塾が設立時と比べ、質が低下してしまう中で高レベルを維持している。その分、授業の速さ・宿題の量が半端でなく、多くの子が挫折する。学校の勉強との両立は難しい。SAPIXアルファクラスの中学版という感じ(笑)。早稲田アシストでは、この塾のフォローのために家庭教師をつけている生徒は多い。
平岡塾 英語専門塾。今時、畳の上で正座して授業を受ける。数年前某事件で有名になったが、そのころから生徒を詰め込みすぎているという批判が出ていた。それはともかくとして、内容的には、すさまじい量の宿題が出るため、ついていければ力はつくだろう。
SEG 数年前までは、下位の生徒を切り捨てる厳しさがあり高レベルを維持していたが、最近は下位の生徒に甘くなり、質が下がったようだ。しかし、上位クラス(H)は依然として高レベルで、上位をキープできるなら相当なもの。入塾テストで下位クラス(A・B)になったら通うだけ無駄になるだろう。
Z会 塾と通信添削がある。塾はかなりハード。鉄緑会と同じく挫折する生徒が多い。通信添削は昔からあるのでご存知かと思うが必要以上に取りすぎないほうが無難。
その他 駿台・遠山数理研・NEXUS・トップワンなど

上記塾に限らず、私立生向けの塾はどこもハード。私立校の場合、学校によって教材もカリキュラムも違うため、学校の補修をしてくれる塾が少ないです。その辺りの事情については、お気軽にご相談下さい。

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