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■国語:国語はやっても伸びない?
 「今さら、国語をやっても伸びない。その分算数をやろう。」「しょせん日本語だから、慣れれば何とかなる。」そう思っている人が多い。大きな間違いだ。
皆さんは今まで、真面目に塾に通い小学生とは思えない膨大な問題量をこなしてきた筈だ。それなのに、行き当たりばったり解くものだから、なぜ間違い、どうすればいいか分からない。不憫だ。

 国語は驚くほど伸びる科目だ。考え方を変えれば・・・・・

国語=日本語の試験(×)/=文章の理解の試験(○)

 つまり、国語は日本語の力を試すものではなく、文章の内容を正確に理解したかを試すものなのだ。

・説明文 説明文は感覚やセンスでは解けない。筆者の立てた筋道を理解する論理力で解くのだ。しかし、小学生が日常において論理を意識することはない。曖昧なまま感覚で処理し、何となく過ごしている。
小学生が普段「多神教と農業の密接な関係」とか「自然との上下関係」なんて言っていたら逆に気持ち悪い。つまり、国語は極めて非日常的なことなのだ。だから、「しょせん日本語だから」という安易な気持ちは捨てることが必要だ。
・物語文 たいていの人は、物語こそセンスだと思いこんでいる。「本を読むこと」は試験においては役に立たない。なぜなら普段本を読むときは1ページ目から読む。だから、しばらく読むと主人公の性格や背景のイメージが作ることができる。ところが、試験では200ページの小説のほんの一場面が、いきなり提示される。こんなことは読書ではありえない。だから、普段の感覚で読むと自分勝手に読んでしまう。物語文は一切の主観を排除し、文中からの根拠だけを探し、心情を分析する作業なのだ。

 皆さんも理解できたであろう。いかに国語が非日常的かを。だから曖昧なままでは伸びない。

(中略、具体例についてはスペースの都合上省略させていただきます。)

 このように、国語の場合、「苦手な原因」も「間違えるパターン」も「具体的な対策」もそれぞれ違うため個別に対応することが必要だ。そうすれば、他の科目と比べ覚えることが少ないので最も短期間に伸ばすことができるし、また、一度得意科目になれば、苦手になることはないのでずっと有効だ。
最後に、いざとなったら「指示語内容、適語選択、空欄補充、文章挿入、表現選択、並べ替え、傍線解釈、内容説明」の8パターンの答え方だけ学ぶこと。試験は7割で合格。割り切ることも必要だ。

 「漢字・熟語が苦手な場合は?」・・・勘弁して下さい。楽な方法などありません(笑)。

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■算数:算数は教えるな
「ミスが多い」「遅い」「応用問題が苦手」
 どれもよく聞く話だ。算数が苦手な生徒はどれかに当てはまる。
算数の場合、国語ほど簡単にはいかない。問題を繰り返し解くという作業が不可欠だからだ。それでも100日あれば十分間に合う。もちろん生徒の状況を具体的に分析し、本人に合った青写真を描いてこその話だ。ただし、ここでの対象は合不合テストで偏差値59以下の生徒に絞らせていただく。なぜなら、60以上の生徒は自力で十分乗り切れる筈だし、現実問題として100日で10アップは難しい。しかし、55以下の生徒ならば、驚くほど伸びる可能性がある。

 では、どうすれば良いかを述べる前に算数を伸ばす基本的な考え方を理解して欲しい。

算数=教えすぎるとのびない(○)

 算数は自力で問題を解く訓練をすることが大切だ。塾の下位クラスの生徒にありがちなのが、真面目に授業を受けノートもしっかり取っているのに成績が良くないというパターン。親が教えている場合だと、「解き方を丁寧に説明する」ということ。どちらにもいえるのが生徒が考えなくなるということだ。上位クラスの生徒は与えられた時間内で問題を解く余裕があるので、塾の解説を聞いて自分が「なぜ出来なかったのか」を理解できる。ところが、下位クラスの生徒の場合、ただひたすら解き方のパターンを暗記することになる。早い時期から塾に通い、たくさんの問題をいっぺんに与えられ「短時間で解け」ということになれば、生徒は出来っこないので自分で考えるより覚えた方が早いということになる。

  算数を「暗記科目」にしてしまうと、同じパターンの問題しか出来なくなり時間がいくらあっても足りない。当然応用問題は苦手になる。これでは生徒が可哀想だ。算数は生徒とコミュニケーションを取りながら、少しずつヒントを与え、生徒自身が式を導き出すようにすることが大切だ。しかし、いざ指導するとなると、同じレベルの生徒でも個々の問題における到達の度合いはそれぞれ違うので個別に対応しないと難しい。ではここで代表的なケースにおける対処例を述べる。

1.計算が遅い
 計算力には2種類ある。「単純なスピード」と「計算の工夫」だ。短期間で克服すべき はもちろん後者の方だ。ではどのように工夫するのか実際の問題で考えてみよう。
3.14×32×11−3.14×64÷2+3.14×96
この問題を単純に計算すると面倒だ。しかし、(   )で括ると
(3.14×32×11)−(3.14×64÷2)+(3.14×96×30)
分配法則を使うと
3.14×32×(11−2÷2+3×30)
3.14×32×100
314×32
となる。この問題のポイントは、「3.14」「32の倍数」に注目できるか、分配法則を思いつくかである。ご存知だと思うが試験問題はほとんどがこの手の問題だ。普段から工夫して練習させておくことが大切である。

2、ミスが多い
(中略、具体例についてはスペースの都合上省略させていただきます。)

3、一行問題が解けない
(中略、具体例についてはスペースの都合上省略させていただきます。)

4、応用問題が苦手
(中略、具体例についてはスペースの都合上省略させていただきます。)

5、本番で点が取れない
(中略、具体例についてはスペースの都合上省略させていただきます。)

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